私を生きてみる♡愛知・名古屋 望月ひろこ 女性のうつ・パニック女性専用サロン

生きづらさの解消

アダルトチルドレンとは、子どもの頃に、家庭内のトラウマ(心的外傷)によって傷つき、そのまま大人になった人達を指します。子供の頃の家庭での経験をひきずり、今を生きる上で支障があると思われる人達のことです。それは、親の期待に添うような生き方に縛られ、自分自身の感情を感じられなくなってしまった人、誰かのために生きることが生きがいになってしまった人、良い子を続けられない罪悪感や、居場所のない孤独感に苦しんでいる人々のことを指します。

カウンセリングをすると、大なり小なりほとんどがアダルトチルドレンだということがわかります。

大人になっても日々苦しんでいる、いつまでも生きづらさが解消しないなどの深刻なものから、大人になっても、自分で決められない、自分で考えられない、誰かの指示がないと動けない、そのような人まで含むと、かなりの人数に及ぶと思います。

そんな意味で、アダルトチルドレンの解放は、カウンセラー最大のテーマでもあると言っても良いと思います。

そこでポイントとなるのが、共依存となります。

共依存とは、特定の人間や関係性に依存している状態のこと。コミュニケーション依存の一種で、お互いが精神的に強く結びついたり、寄りかかったりして不健康な状態に陥っている状況を指します。

私は、この場合の依存とは執着であると考ています。以下、私の考えです。

強く孤独感や寂しさを抱えている人は、恐怖を抱きます。

ひとりになるのが怖い、
愛されないのが怖い、そのため、
自己犠牲をしてでも(自分を傷つけて、損して、我慢してでも)相手に依存してしまう。

しかし、それはあくまで表面上のことで、その奥にもうひとつの根深い感情があるのです。

執着とは、怒り、恨みが混在し、相手から奪い、支配する行為です
愛されなかったことで傷ついた恨み、怒り、そこからきている感情がそうさせています。

私に依存させなさいよ
あなたは私の奴隷なのよ
あなたは私のためにずっと苦しんでいればいいのよ
絶対、私は愛さないけど、あなたが私に愛を与え続けないといけないのよ。

これが執着の正体。
与えないし、奪われたくない。ひとことで言うなら「愛情をよこせ。」です。

根底にこれがあると、愛情の循環が上手く行かず、パートナーシップ・子育てが苦しくなります。

人を愛すること、愛情を与えることは、損することであり奪われること。
この根深い無意識の思考を解消していく必要があります。

当サロンでは下記のステップで行っていきます。
現在、取り組んでいる方も自分が今どの時点なのか確認しながら読み進めてみてください。

生きづらさ解放の5つのStep

愛情をMAXまで入れ、心の自然治癒力をアップする

愛とは「一体感+尊重」の組み合わせです。つまり愛情を向けられる事は、子供の中では自分は価値ある存在であると思っているのと同じになります。

人は、0歳から5歳で人格形成を行っていきますが、この時期を逃せば、以降、そこに自分は価値ある存在であると上書きされる機会はありません。

そこで、基本コースの愛05で、0歳から5歳までの愛情指数を計り愛情をMAXまで入れていきます。
さらに、心の自然治癒力を活性化するために、異常反応の解体、固着した悪意の解体を行っていきます。

心の毒だしをして感情を出していく

こうして心の自然治癒力が活性化すると感情が出てきます。感情を出して心の毒だしを行えば行うほど、心は回復していきます。(心の毒の総量を減らすことを考えましょう。)

しかし、心の毒の中には、自然治癒力での解決は不可能なもの、自然治癒力では大変困難なもの、自然治癒力で何年後になるかわからないものがあります。このような極めて困難な心の毒をステップアップコースで行っていきます。

あまりに激しく感情が出る場合、また長引く場合は、デトックスコースの回数券をおすすめしています。うつ症状も伴うこともあるので、その場合は、早めに心の毒だし気功をお受けください。

心の自然治癒力は、比較的、軽いもの&出しやすいものから出はじめる傾向があり、ある程度、進んで余力が出たところで、重いもの&出にくいものに進んでいきます。心を玉ねぎでイメージするとこんな感じになります。アダルトチルドレンの執着は、この玉ねぎの芯に当たります。

恐怖・不安のもととなるトラウマ・無意識の思考を弱めていく

感情が出やすくなり心の毒出しができるようになったところで、恐怖・不安をひとつひとつ外していきます。この時、トラウマ・無意識の思考は無数に存在します。そのため、様々なトラウマの解放を行いながら気功カウンセリングをしていきます。特に、パニック障害の方は、ここに時間がかかる方が多いです。

そして最終的に、トラウマ「孤独・孤立の恐怖」を外していきます。そうやって、恐怖・不安のもととなるトラウマ・無意識の思考を弱めていきます。

こうして恐怖、不安をしっかり感じると、次は怒りが出てきます。これは心が回復している証拠。心のの毒が抜けてきたということです。

未消化の怒りを消滅し自分を肯定していく

怒りが出てくると、親やパートナーや職場の同僚、友人など、自分の周りに対して怒り・イライラが激しく出るようになります。

バカにするな
私はどうせ愛されない

このような寂しさ、怒り、劣等感、これまでくすぶっていた感情が次から次へと出てきます。

この未消化の怒りは、自分責めの原因でもあります。

これまで出てこなかった怒りが強く出てきたら、未消化の怒りの消滅する気功で怒りを燃やしていきます。場合によっては、心の毒だし気功をしたり、怒りのもととなる無意識の思考を気功カウンセリングで弱めていきます。

こうして怒りを出すと気づきが出ます。気づきが出ると自分が見えてきます。自分が見えると周りも見えてきます。
自分を通して相手のことを理解した時、心が穏やかになっていきます。

他人との距離感を程よく保つ

さらにトラウマ「他人に冷たくされた失意」を外し、他人との距離感を正しく保てるようにします。

これにより、
むやみにいい人にならずに
むやみにプライドが高くならずに
むやみに他人の顔色を気にせずに

友人、同僚、そして家族、パートナーと程良い距離感で過ごせることになります。他人との距離が遠く感じる場合は、これまでが近すぎただけ。

この後も、依存の思考は残りますが、心から依存したいと望んでいるわけではないので、寂しさを感じることなく自分自身を過ごせます。
もし、寂しさが続くようなら無意識の思考を気功カウンセリングで弱めていきます。


そして、新たなパートナーシップ、新たな親子関係を構築していきます。

まだまだ研究段階ですが、現時点ではこのようなアプローチになります。また実態がわかり次第、追記していきます。

2024年7月8日
自分に還る場所emplir
望月 ひろこ