私が行っている「壱義流気功」は、東京の町屋で気功治療院を開設されている小池義孝先生が開発された気功です。
中医学では、人のからだは、「気」・「血」・「水」によって成り立っていると考えられています。
「気」とは人間の体を動かす根源となるエネルギーで、血液や水、臓器を動かし、自立神経系や内分泌系をつかさどる働きをもちます。
「血」は体内にある血液を指し、全身に酸素や栄養を運んだり、ホルモンバランスの調整もしてくれます。
「水」は体内にある透明な液体、つまり鼻水や尿、リンパ液などの体のあらゆる水分を指し、免疫力に大きな関わりがあります。
その中の「気」を使って、改善を目指すのが壱義流気功です。
鍼治療は、からだの経絡上にあるツボ(経穴)に鍼を指して「気」の流れをよくするもの、
気功は、「気」を使って「気」の流れをよくするものと考えるとわかりやすいと思います。
からだの「気」の流れが良く成れば、「血」の流れが良くなり、からだに不要な物質が外に排出しやすくなります。これを毒だし(デトックス)と呼んでいます。
壱義流気功 は、心やからだにアプローチをして、その人の持つ自然治癒力を最大限に高め、心の毒だし、からだの毒だしをしながら回復を目指していきます。
中には、強めの気功もあり、クライアントさんの状態によっては、お日にちをあけたり、お断りするケースもあります。
当サロンでは、さらに、ご自宅で冷えとりを推奨し、気功カウンセリングで思考を弱め、からだの汚れ(毒)や心の汚れ(毒)を出しやすくしていきます。
例えば、パニック障害の方の予期不安。これは”誤った思考”からくるものなのですが、誤った思考があると、怖がらなくていい場面で怖くなったり不安になったりします。
出かける時に不安になったり、美容院に行けなかったり、電車に乗れなかったり、 これを無意識でやっています。
気功カウンセリングは、感情を出しながら誤った思考を元の正常な状態に戻していきます。