うつ・パニックの気功施術で、一番の要(かなめ)になるのが
この異常反応の解体になります。^^
異常反応とは、
胎児~2歳の間に肉体的な苦痛によってできた心の毒を言います。
例えば、お母さんのお腹の中にいる時、
お母さんがお腹をどこかに、ちょっとだけぶつけたとします。
その衝撃が胎児にとって肉体的な苦痛となり異常反応となる場合があります。
(全員がそうなるわけではありません。)
胎児~2歳は、肉体が弱いのでちょっとした衝撃で理性が吹っ飛びやすいんです。
そして、身に迫る危険なものと判断し、
それが苦痛(心の毒)となり、そのまま心の中に残り続けます。
このようにできた心の毒は、
カウンセリング、認知療法、瞑想や催眠療法でも消えません。
解体しなければ、一生抱えたまま過ごします。
そして、ここが重要なんですが、
異常反応は、心の自然治癒力の足を引っ張ります。
本来、心は「嫌だな」と思った苦痛を感情という手段を使って浄化していきます。
泣いたり、怒ったりするのは、心の自然治癒力なんです。
しかし、異常反応が多くあると自然治癒力の妨げになり、
感情が出にくくなります。
結果、ますます心の毒が増えてしまうことになります。
以下、一義流気功治療院 小池義孝先生のHPより引用します。
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異常反応の解体とは、鬱病やパニック障害などの精神疾患を、
直接的に治すものではありません。
耐久性と回復力を飛躍的に向上させて、
結果としてそれらの改善と解決がもたらされるのです。
もしも異常反応の数値が低い方が、
集中的なストレスによって鬱病を発症させたなら、
休息によってかなりの改善が期待できます。
しかし異常反応を大きく抱えた方は、
異常反応の解体なしに、真の解決は有り得ません。
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